結論(先に読む)
シートの排泄物は、つまみ取り→ぬるま湯で叩き出し→消臭、の順です。こすると定着します。感染症が気になる段階では大阪府のプロ洗浄を優先してください。
- 固形分を先に除去する
- 熱湯・塩素は素材を傷める
- 保険が使えるケースは写真撮影が先
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ママ友のヴェルファイアで嘔吐パニック…COOP賠償保険の全記録
帰り道、あの音で世界が止まった
電話が鳴ったのは、夜の19時過ぎでした。
受話器の向こうで、お客様の声が震えていました。
「すみません、こんな時間に……。ママ友のヴェルファイアに、うちの子が嘔吐してしまって」
お子さんはまだ三歳。
その日はママ友と一緒にショッピングモールへ出かけ、夕食まで食べて、みんなで帰る途中だったそうです。
子どもたちは後部座席で寝かかっていた。
運転中、後ろから聞こえたのは、あの重い、湿った音だけでした。
三列目のヴェルファイア。
チャイルドシートからベルトの隙間まで、一気に広がっていく。
窓を全開にしても、胃酸の酸っぱい匂いは消えません。
ママ友は「大丈夫、大丈夫」と言いながら、目が潤んでいました。
お客様は何度も「ごめんなさい」と繰り返し、家に着くまで胸が締め付けられていたそうです。
私たち出張車内清掃の現場では、こういう電話を月に何十件も受けます。
でも、そのたびに、電話口の罪悪感が痛いほど伝わってくる。
「クリーニング代、いくらになるんだろう」
「友達に請求したら、関係が壊れないかな」
その不安を、まず受け止めるのが私たちの仕事の最初の一歩です。
電話の途中で、思わぬ一言が飛び出した
お客様がぽつりと言いました。
「実は、うち、COOP共済の賠償保険に入っていて……使えるか、わからないんですけど」
正直、ここで私は心の中で「おお」と声を上げかけました。
嘔吐清掃の依頼は多いのに、「賠償保険で全部やりたい」と具体的に言ってくれる方は、まだ少ない。
COOP共済の賠償保険は、日常生活で他人の物を汚してしまったときの法律上の賠償責任をカバーするもの。
三歳のお子さんが起こしたことは、保護者の監督責任の範囲に入ります。
つまり、ママ友の車を汚した加害側の保険で、被害者であるママ友の車内を完全無臭 原状回復できる可能性が高い。
しかも、自動車保険の車両保険とは違い、等級が下がらないケースがほとんど。
「もし使えるなら、金銭的なご負担はかからないですよ」と伝えたとき、電話口が少し明るくなったのを覚えています。
保険を使うなら、順番が命
ここで大事なのは、いきなり拭かないこと。
お客様には、まずスマホで汚損箇所を多角的に撮影してもらいました。
シートの染み、フロアマット、ベルト周り。
そのあと、当店からCOOP共済へ連絡。
お客様に対応いただくのは、ここまでで終了です。
当店がチームで分かれて、保険会社への対応、申請手続きを行う準備をしている間、現場対応の精鋭スタッフが訪問します。
時間が遅かったので、
翌朝、ママ友宅の駐車場へ出張しました。
ヴェルファイアの後部シートを確認し、染み込んだウレタンの状態を確認。
市販のウェットティッシュで拭いた跡は、表面だけ。
奥には、まだ酸性の液体が残っていました。
今回、体調不良での嘔吐と言われたので、完全除菌を行うため、代車を手配しました。
出張での対応から、お預かりしての完全対応に切り替えです。
お預かりした車内を、再度確認してから
作業はこう進めます。
固形分の除去、アルカリ性洗剤による酸性中和、温水吸引のリンサー洗浄、四十度から百度のスチーム処理、最後にオゾン脱臭。
シートを外して、嘔吐飛沫が飛んでいそうなところを特定、シートベルトをの金具は、保安上 可能な所まで分解して洗い、フロアマット下のプラスチック床も念入りに。
シートも奥や、座面の裏面も、洗浄をスチームを充て完全にシミとニオイを除去
所要時間は2日間。
ミニバンクラスの嘔吐案件では、出張での対応は 通常 二時間から四時間が目安です。
あくまでも、すぐにきれいに対応がメインです。
保険適応の場合は、目に見えないバイキンや、ウイルス、ニオイも完全に除去をいたします。時間と労力は、新車レベルになるまで、惜しみません。
通常であれば、預かり対応の場合、お見積もりは8万円。
ディーラーへ対応依頼すると、倍以上 15万円以上です。
状況により、シートの完全交換となるらしく、そうなると30万円もざらだそうです。
随時作業の進展をお伝えし、保険申請も行い、保険決済も完了して、晴れて 持ち主へおクルマを返却しました。
この間、嘔吐したお子様のお客様は、子どもの体調不良回復に、お時間をお使いいただけました。
おクルマの持ち主のお客様も、代車でのご利用を頂き、
復活までお待ちいただきました。
当初は、ご不安そうに、
「本当に全部やってくれるの?」
費用負担 なくて大丈夫なの。
また、
依頼前、持ち主のお客様が何度も聞いてきました。
「臭い、本当に消える?」
「シート交換まで必要になるのでは」
嘔吐物は、時間が経つほどウレタンに固定化します。
四日以内のプロ洗浄が安全圏と言われる所以です。
作業後、お客様とママ友が一緒に車内に乗り込み、「匂わない……」と声を上げた報告が届きました。
必要ならシートクッションの交換まで視野に入れた見積もりも可能です。
ただ、プロの温水吸引とオゾン脱臭で戻るケースは、私たちの経験上、かなりの割合を占めます。
「きれいにする」だけじゃない。
嘔吐のトラブルで壊れやすいのは、車の内装より人間関係です。
ママ友同士が、また週末にヴェルファイアで出かけられるように。
それが、保険とプロの清掃が組み合わさったときの、いちばんの成果だと思っています。
同じように今、スマホを握りしめている方へ。
電話一本で、見積もりと保険の進め方からご案内します。
あなたの「どうしよう」は、一人で抱えなくていいんです。